私は、何をしてるんだろう。
何を守ろうとしてるんだろう。
汚れた涙に温もりを
私は人ごみが嫌い。
同情的な目。
からかいの目。
軽蔑した目。
言葉に出さなくても、分かるそれ。
里を代表するみんなと一緒にいるせいか。
私まで有名になってて。
それと同時に私の任務内容も有名になってて。
人前に出るのが・・・・ずこく怖い。
一人暮らしの辛いところ。
それは自分のことは全部自分でやる。
掃除然り、洗濯然り、料理然り。
掃除と洗濯は別にいい。
しなくても死にはしないし、まとめてやればいいだけのこと。
だけど、料理だけは別。
ちゃんと食べないと体を壊すから。
「・・・・・・夕飯・・・・何にしよう・・・・。」
ほぼ空っぽに近い冷蔵庫をぼんやりと眺めつつ。
冷蔵庫に残ってるモノだけではまともな料理が浮かばない。
「・・・・・・いっかな、今日は。」
まぁ1日ぐらい食事を抜いたからって・・・・死にはしない・・・はず。
冷蔵庫を閉めて立ち上がったとき、窓を何かが突いた。
カーテンを開ければ、小鳥がいる。
足に手紙を携えて。
「・・・・・はいはい。」
ため息と一緒に手紙を受け取って。
中身を確認していたら。
家のチャイムが鳴った。
こんな時間に・・・誰?
手紙を持ったまま玄関の覗き穴が覗けば。
紅、カカシ、アスマがいた。
しかも、両手になにやら袋を携えて。
「こんばんわ。」
「どーしたの?みんなして・・・。」
「、鍋好き?」
「・・・・は?」
カカシの言葉に疑問符がいっぱい。
「夕飯、まだでしょ?」
「ちょっと台所、借りるわね。」
「邪魔するぜ。」
口々に何かを言い、勝手に部屋の中に入ってくる。
少しは遠慮というものを知れ。
「やっぱり、思ったとおりだったわ。」
「・・・女なんだから少しはまともな生活送ろうね?」
人の家の冷蔵庫を勝手に見て、勝手なこと言ってるし。
唖然として何も言わずにいたら。
紅とカカシは袖を捲って、勝手に料理始めてる。
「今日のメニューは激辛キムチ鍋です。」
カカシが液体スープを見せてくれた。
「は座ってていいわよ。勝手に台所借りるから。」
「あ、うん・・・・・。」
私、鍋するなんて一言も同意してないのに。
この人たちの強引なとこ・・・・好きだ。
「俺は何すればいいんだ?」
「適当に邪魔にならないところにいて。」
「・・・・・へいへい。」
カカシに言われてアスマがぶつぶつ言いながら小さなソファに座った。
「飲む?」
いつの間にか鍋の材料が一杯突っ込まれた冷蔵庫の中からビールを2本出して。
1本をアスマに差し出した。
「悪いな。」
「で、なんでこんなことになってんの?」
「さっきまで合同修行してたんだけどよ。」
「あー、子供たちの?」
「そ。で、飲みにでも行くかーってなったんだけどよ。
どうせならも誘おうってなってな。」
「で、人の家で鍋に決定・・・ってこと?」
「まーな。そのほうがお前も楽だろ?」
「・・・・・ありがと。」
アスマの説明を受けて、嬉しいと思った。
だけど、気を使わせてるのが・・・・情けなかった。
「・・・・・初めて・・・だな。」
「・・・・え?」
アスマの呟きに顔を上げれば。
なぜかそわそわとしているのが分かった。
「あー・・・・アスマは家に来るの初めてだね。」
「まーな。・・・って、カカシは来たことあるのか?」
「あるよ。」
あの飲み会の後。
家まで送ってもらって。
飲み足りないから二人して朝まで飲み明かしてた。
一方的に話してたのは私で、カカシは聞き役。
それも私のことグチグチ言ってる連中の愚痴。
「・・・・・何もされなかったか?」
「一緒に飲んだだけ。」
「・・・・それだけか?」
「それだけ。カカシは・・・・優しい人だよ。」
私の痛みを知っていて。
私の苦しみを理解して。
私の涙に最初に気付いてくれた。
「・・・・・・そうか。」
「え?もしかして、ヤキモチ?」
「ばーか、んなワケあるか。」
「・・・・そーだよね。」
私とアスマの間にあるのは体だけ。
ヤキモチを妬くような間柄じゃない。
だけど・・・・笑顔でさらりと言われると・・・・ちょっと凹む。
「アスマー、手伝って。」
「おう。」
カカシに呼ばれてアスマが立ち上がった。
今度はカカシが私の隣に座った。
「・・・・そんな顔、しないの。」
「・・・・あはは・・・・。」
カカシには全部お見通し。
今、私が凹んでいることも。
「俺はが俺以外の野郎と仲良くしてるだけでヤキモチ妬くけどね。」
「それって・・・・かなりのヤキモチ焼きね。」
「そ。独占欲の塊だから。」
そう言って、私の手からビールを取って一口飲んだ。
「・・・・・それ、任務?」
「・・・・・あ。」
突然みんなが尋ねてきたから。
手の中にはまだあの手紙が握られていた。
「・・・・・・うん。」
「・・・・・・断れば?」
カカシの言葉を聞きながら。
台所で紅に怒られながら料理してるアスマを見つめた。
アスマは私に見られていると知らずに。
隣にいる紅と楽しそうに笑っていた。
「・・・・・・・・断らない。」
緊急で来るほどの任務。
失敗は許されない。
と、いうことは。
何度か『色』の経験があって。
咄嗟の状況判断に優れていて。
上忍のくの一限定。
断れば・・・・これは紅にいく。
絶対。
「・・・・強情だね。」
「ま、ね。でも・・・・。」
時々、泣きたくなる。
時々、逃げ出したくなる。
何から?
全てから。
「泣きたいときは、呼んでよ。
女一人隠せるぐらいの肩幅はあると思うけど?」
「カカシの腕の中に捉まったら大変。」
「なら、アスマだったらいいの?」
「・・・・アスマの前では絶対に泣かない。」
「・・・・・どうして?」
知ってるから。
「内緒。」
カカシに笑って見せ、台所へと向かった。
みんなで食べる夕食はおいしかった。
楽しい会話とおいしい食事。
やっぱ、食事にはこういうのが必要だな。
「じゃねおやすみ。」
「お疲れ様。」
「またな。」
紅い顔した3人が玄関で手をあげた。
「風邪、ひかないようにね。」
笑って言った言葉に、3人は笑った。
「あ、アスマ。」
「ぁあ?」
アスマがこっちを振り返った。
そっと・・・指で自分の唇に触れた。
「・・・・・・・。」
戸惑う、アスマ。
当たり前だ。
隣には紅がいるんだから。
「じゃ・・・・またな。」
戸惑いの色を隠して、アスマは玄関から出て行った。
カカシと紅は何も気付かず、アスマの後を追う。
ドアを閉める直前に、アスマと目が合った。
みんなが帰って2時間後。
私は1つのドアをノックした。
「・・・・・・・・・入れ。」
誰かも確認はないなんて、ちょっと無用心なんじゃない?
そう思いながらも、勝手にドアを開けた。
煙草を吸いながら、日本酒を飲んでるアスマ。
「あれだけさっき飲んで、まだ足りないの?」
「お前が帰り際に・・・・。だから酔いが醒めちまったんだよ。」
「それは失礼しました。」
「今度からはみんなの前でするなよ。」
「・・・・・・紅がいるから?」
「・・・・・・・。」
アスマは言葉を失う。
当然だ。
図星だもの。
紅にこのことが知られたら・・・・ねぇ?
「アスマ。」
名前を呼んで、アスマの口から煙草を奪う。
そのまま煙草を灰皿に押し付けて。
唇を重ねた。
アスマは断れない。
私が紅の身代わりに『色』を引き受けているのを知ってるから。
まぁ・・・・アスマが知ってることを私が知ってるって・・・知らないみたいだけど。
アスマの手が動いた。
器用に私の服を脱がしていく。
私もアスマの服を脱がしていく。
ゆっくり、ゆっくり。
惨めって・・・・こういうことね。
「・・・・・・・・ごめん。」
「・・・・・?」
下着姿の私はアスマの胸を押して、距離を作る。
いつもなら始まれば絶対に止めないのに。
初めて止めた私を怪訝そうに、アスマが見ている。
戸惑いの、色。
「・・・・・・・ごめん・・・・アスマ・・・・。」
「・・・・何謝ってんだ?」
「・・・・・私・・・・・・・。」
知ってるのに。
全部分かってるのに。
「・・・・・・・・アスマを汚してる・・・。」
アスマが誰かを好きで。
私はそれを守りたくて。
どんどん汚れていく体。
どんどん汚れていく、私の心。
何人もの男が私に触れ。
その体でアスマに抱かれ。
それで大切なものが守られるのなら、と。
歯を食いしばって頑張ってきて。
守ろうとしたアスマの気持ちを。
私が一番、汚してる。
私は、何をしてるんだろう。
何を守ろうとしてるんだろう。
涙が溢れた。
枯れたと思っていたのに。
「・・・・・?どーした?」
「・・・・ごめんね・・・・。」
もう、止めよう。
もう、出来ない。
これ以上、アスマを汚したくない。
「・・・・・・やっぱ・・・帰る。」
アスマの手で脱がされた服を、自分の手で着る。
いつものことなのに。
それはなぜかすごく惨めだ。
「・・・・?ちょっと待てよ・・・・・。」
アスマの制止も聞かず、部屋から出ようとドアを開けたら。
「迎えに来たよ。」
カカシがいた。
「・・・・・どうして・・・・分かったの?」
「帰り際、合図してたから。」
「・・・・・目敏いヤツ。」
前にコーヒー飲みながら全てを打ち上げた公園。
同じようにコーヒー飲みながら、ベンチに座ってた。
「・・・・・もし、あのままアスマがを抱こうとしてたら・・・。
俺は飛び込んでいって、ぶん殴ってたね。」
「アスマ、かわいそう。」
「アスマだけじゃないよ。もだよ。」
「・・・・私も?」
「だって・・・・自分を傷つけてるでしょ?」
カカシに言われて。
ぐっ・・・と言葉につまった。
任務以外で誰かに肌を触らせる。
それは決して思いの届かない人で。
守りたいのに、自分が一番傷つけてる。
「・・・・ねぇ、。」
「・・・・・んー?」
「俺と付き合おうよ。」
「・・・・・・。」
「絶対に後悔させないし、絶対に泣かせない。
俺は『色』の任務を理解してるし、それでが汚れたとは思っていない。
それでもが汚れたと思ってるのなら・・・俺が消毒してあげる。」
「・・・・・・・。」
「の気持ちが俺に向くまで、都合のいい男だと思ってくれてかまわない。」
「・・・・・・・ありがと。」
カカシなら、分かってくるのかもしれない。
ここまで思ってくれて、何を不満に思う必要がある?
私はカカシと付き合ったほうが・・・・。
自分を大切にできるのかな。
幸せに・・・・笑えるのかな。
「・・・・・。」
カカシの手が頬に触れた。
引かれるままに顔を上げれば。
すぐそこにあるカカシの顔。
何も言わず目を閉じる。
カカシが動くのが分かった。
刹那。
私とカカシのほんの僅かに隙間を何かが飛んでいった。
ベンチににクナイが刺さってる。
このクナイは・・・・。
「手が早いんだよ、ヘタレが。」
飛んできた方向には肩で息をしてる明日間がいた。
「邪魔しないでくれる?」
「最初に邪魔してのはお前だろ。」
「用件は終わってるように見えたけど?」
「勝手に解釈してんじゃねーよ。話はこれからだ。」
ずんずん近づいてきて。
私の前に立った。
「帰るぞ。」
「えっ・・・・ちょっ・・・・。」
強引に腕を掴まれ、立ち上がらされた。
カカシを振り返れば。
「よかったね、。」
「え・・・!カカシ・・・・?!」
カカシは満足げに手なんか振ってやがる。
腕を引っ張られたままアスマの家に連れ戻された。
「ちょっと・・・!!アス・・・っ!!」
やっと開放されたと思ったら。
今度は強引に口を塞がれた。
「・・・ふっ・・・・んっ・・・!!」
アスマの手が体をなぞる。
この手からは想像もできないほど、器用に手早く服を脱がされる。
だめ。
抱かないで。
これ以上アスマを・・・。
「お前のどこが汚れてるってんだよ。」
ようやく唇を離したアスマは怖い目で睨んでる。
「この体のどこが汚れてるって言うんだよ!!」
「なんで怒ってるのよ!!」
「お前が余計なこと考えてるからだ!!」
「ちょっ・・・・・やめ・・・・・っ!!」
肌蹴た胸元にアスマの唇が触れる。
「話を聞いてよ!!」
アスマの肩を力いっぱい突っぱねた。
「わ、私は・・・・!!
私の体には・・・・何人もの男が触れてるの!!
もう数え切れないぐらいに・・・!!
・・・・・そんな体・・・・汚いだけじゃない・・・・・・。」
こんなこと、言わせないで。
「・・・・・そんなの・・・・だけじゃねぇだろ。」
「それでも!!私は気付いたら『色』専門になってて!!
他のくの一よりも何倍もの男に・・・・!!」
「・・・・・・後悔してるのか?」
後悔?
そんなの・・・・。
分からない。
「私が1つでも多くの『色』を引き受けることで・・・。
誰かが泣かなくてすむのなら・・・それでいいって思った。」
「それは汚れるって言うよりも、立派って言うんじゃねぇのか?
確かに『色』のことを全く理解してねぇくの一や男連中は・・・・。」
「そうじゃないの!!」
違うの。
本当に汚れてるのは・・・・。
「私の・・・・心なの・・・・。」
涙が頬を伝う。
言いたくない。
アスマにだけは知られたくない。
「アスマが断れないのを知ってて・・・・それでも抱いて欲しいって思ってしまう・・・・。」
汚れてる、何もかもが。
「紅に『色』が回らないように私が全てを引き受ければ・・・・。
その分だけ、アスマは私の誘いを断れなくなる。
それを利用して私は・・・・。」
アスマを求めてる。
アスマに抱かれたいと願ってる。
叶うことのない願いだから、卑怯な手を使って。
「アスマは紅が好きで・・・・私を抱くたびに悩んでるのを知ってる。
それでも私はアスマに抱かれたい・・・・。
卑怯な女って言えばいい・・・・。
浅はかだって笑えばいい。
馬鹿なことでしかアスマを求められないなんて・・・・・。」
両手で顔を隠す。
流れる涙さえも汚らわしく思う。
これ以上、汚い私を暴かせないで。
「・・・・・・お前・・・馬鹿だな。」
ため息と一緒に聞こえた言葉。
もうだめ。
呆れられた。
軽蔑された。
「・・・・・・・紅のこと好きだったって・・・・何年前の話だよ、そりゃ。」
アスマの手が私の手を顔から離させた。
唇が重なる。
「今の俺が誰を求めてるか・・・・分からねぇのか?」
すぐそこにあるアスマの顔は優しくて。
「俺が昔から求めてるのは・・・・、お前だけだぜ?」
・・・・・・・・・・・え?
「ま、確かに紅のことは好きだったかもしれねぇけどな。
そりゃお前と話す様になるまでの話だ。」
「だ、たって・・・・いろいろ相談・・・・・・。」
「そんなの決まってんだろ。
お前と話すきっかけが欲しかっただけだ。」
じゃあ、今まで私がしてきたことは?
「・・・・・そんなことしてきたばっかに・・・・。
には辛い選択を選ばせるハメになっちまって・・・・俺は自分が許せねぇよ。」
私から手を離したアスマは煙草に手を伸ばした。
「・・・・・・・・・・お前が『色』を受けるようになって・・・・。
いろんな噂されるようになって・・・・それが余計許せなくてな。
だからそれ以上の噂を流せれば・・・っと思っていろんな女、抱くようになった。
そしたら・・・・結果的にお前を抱いてた・・・・。」
白い煙が、ふわり、ふわり。
「が自分のことを汚れてると思ってるのも知ってたさ。
だから、俺が抱くことで少しでもそれを浄化できれば・・・って思ってたんだが・・・。
考えてみれば、『色』の任務のそれとやってることは大して変わりなかったんだよな。
何回も止めなきゃって思ってたんだが・・・・。
惚れた女に誘われて断れるほど、俺は強靭な精神は持っちゃいねぇしよ。」
いつも見せてた戸惑いの色は。
紅に対する罪悪感じゃなくて。
私に対する罪悪感だったっていうの?
「・・・・・・・・すまなかったな。」
「・・・・・・・・謝らないでよ。」
「・・・・・・・・悪かったな。」
「・・・・・・・・だから謝らないで・・・・・。」
アスマの腕が私を引き寄せた。
引かれるままに、体を預ける。
もう・・・・いいの?
この腕を、心を求めても許されるの?
「今度からは・・・・俺専属の・・・『色』になってほしいんだがな。」
「・・・・・・アスマ・・・・・。」
優しいキス。
求めていたキス。
「このまま朝まで離す気はねぇよ。
だから・・・・明日の任務、断れよ。」
「・・・・・・・・気付いてたの?」
「馬鹿にすんな。俺だって上忍だぞ?」
「でも断ったら・・・それに今更・・・・・・。」
「それは大丈夫でしょ。」
唐突にカカシの声がした。
「・・・カカシっ!!」
「てめっ!!何人の部屋勝手に入ってきてんだよ!!」
慌てて乱れた服を直して、アスマは私を隠すように私の前に立った。
「紅が引き受けるってさ。」
「・・・・え?」
「こう見えて、みんな上忍なのよ。。」
カカシがくすくす笑った。
そりゃそうかも。
私に来る任務は『色』のみで。
緊急の手紙を握ってたら、それは『色』の緊急で。
考えれば簡単だ。
「それと、紅から伝言。・・・・いままでごめんね・・・・だってさ。」
「・・・・まさか・・・・・。」
「そ。紅は最初から全部知ってたみたいよー?」
「・・・・そんな・・・・。」
じゃあ、それこそ私がしてきたことは・・・・。
「あ、あとね、今度紅の彼氏、紹介してくれるってさ。」
「あの女に彼氏なんかいたのか?」
「けっこう身近に・・・・ね。」
カカシがわざと咳き込むフリをした。
「・・・・ハヤテ?」
「ん、ゴーカク♪」
だからあの居酒屋のとき、あんなに楽しそうだったのか?
「あーあ・・・あと少しでと恋人関係になれたのになぁ。」
「カカシ・・・・・ごめんね・・・ありがと・・・。」
「そこにいるヒゲ熊に泣かされたらいつでもおいで。待ってるから。」
私にウィンクしてカカシは姿を消した。
どこまでも優しいカカシ。
カカシに好かれていたこと、私の自慢だよ。
「じゃ、お互い誤解も解けたことだし・・・・続きすっか。」
「えっ・・・!!」
「そう何回もお預けされんのは身がもたねぇよ。」
「ま、まっ・・・・!!」
首筋にアスマの唇が触れた。
ちょっとした痛みを感じたと思えば。
「これでお前は俺のモンだからな。」
『色』の任務ではご法度の。
紅い紅い、小さな華が咲いていた。

はい、以上です!!
アスマ終了!!イエェイ!!
つか、カカシって何がしたかったの?
ま、キューピッドってことで♪